【ひきこもりニートへの序章】高校中退までの経緯【体験談】

私が高校中退するまでの経緯を淡々と綴った記事となります。

私の人生の歯車は小学生の時から狂いだしました。

小学生時代　転校初日のとある事件

小学4年生までは明るく活発な子

授業中に率先して手を挙げて意見したり、休みの日は電話で友達を集めて遊びに行ったりと今思い返してみると驚くほど積極的だったと思います。

しかし転機はやってくる

親の転勤により引っ越しが決まり新しい学校へ通う事に。

これまで何も考えずに自然と友達が出来てきたとはいえ、新しい環境を目の前にすると子供と言えど臆病になってしまうものです。そのような精神状況の中、登校初日を迎えました。

私にとって忘れがたい事件

それは学校へ向かうまでの道中で起こりました。

目の前に歩いてる同じ学校の上級生3人組が後ろを振り向いて私の元へ向かってきます。何をされるのかと思ったら「タッチ！お前が鬼な！」と。いきなりの事で反応出来ないでいると「つまんねーなーコイツ」と嘲笑されて私はその場で放心状態になりました。

登校初日で精神的に不安定だった中での事なので、この時に人間は怖いと心の中に植え付けられたのだと思います。

中学生時代　人と関わるのが嫌になる

周囲の目が気になり始める

中学生時代の私は周りの人からどう見られているのかばかりを気にして、自分から意見を言うような事は無くなっていきました。いわゆる主体性がないという状態です。

授業で皆の前で発表することが苦痛でした。クラスメイトはたいして注目してはいないと思いますが、私自身は「見られてる。。。聞かれてる。。。」とビクビクしていたのを思い出します。

本音を言い合える友達は0人

上記のようにどう見られているのかを気にするので孤立しないように必死でした。その結果、話し相手は2~3人出来ました。しかし本音を言い合ったり、遊ぶような仲までには発展しませんでした。

これでも高校時代と比べたら中学時代の方が充実してたなと思います。高校時代はひどかったので…。

高校生時代　ついに不登校

主体性のない人間は生きづらい

大人と子供の境目とも言われる高校生にもなると主体性のある人間が多くなっていきます。すると私のような人間には生きづらい環境に感じてしまいます。授業では自分の意見を出す機会も中学校と比べて増えていくので尚更辛いものでした。

話し相手は0人

これは当然と言えば当然なのかもしれません。

自分から何もアピールをしてなかったですし、私でもそういう人間には興味を持てるかどうか分かりません。

分かって頂ける人もいるかもしれませんが学校でとにかく苦痛だった事が休憩時間でした。話し相手が居ないので授業と授業の間の時間、お昼休憩は本当に辛かったです。

不登校へ

「学校へ行けば6時間以上の苦痛に耐えないといけない」と思うようになり、遂に学校へ行くことを諦めてしまいました。

親には不登校という事がバレないようにと学校へ行ったふりをしましたが長くは続かず担任が家に訪問する事になりました。担任の説得がありましたが私の心はぽっきりと折れていたのでそのまま退学へ。高校2年生半ばの事でした。

高校卒業程度認定試験（旧大検）を受ける

両親が「これだけは受けておきなさい」と言うので受験する事に。

私は頭が良い方では無かったのですがこの高校卒業程度認定試験はすんなり合格出来ました。難易度はそんなに高くないと思うので、どうしても高校へ行きたくないという学生が居るのであれば選択肢の一つとして考えてもいいですね。

最後に

自分の過去を書き出してみると

「どうしてここでもっと頑張れなかったのか」

という思いに駆られますね。しかし私のようなひきこもりニートには自分の暗い過去に正面から向かい合わないといけない日が就職という壁を乗り越える時に必要になってきます。なので今の内に自分がこれまでどういう人生を歩いてきたのかを整理するのも良いかもしれません。

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