親がいなくなった時のひきこもりニートが取るべき選択肢とは？【事前に知っておこう！】

ひきこもりやニートの人が、働かずに生活出来ているのは支援してくれる人。つまり、「親」が居るから成り立っています。

しかし、その親がいつまでもひきこもり・ニートの子供を支援し続けてくれるわけではありません。

親が亡くなってしまった場合や親に家から追い出される場合など、いつ支援者である親から切り離されて一人で生きていかなくてはならないか分かりません。

もし、そのようなことになってしまったと考えると不安ですよね？

この記事では、親に頼れなくなった時のひきこもり・ニートが取るべき選択肢について解説していきたいと思います。

親の遺産でひきこもり・ニート生活を続ける

親が金持ちというひきこもりやニートの場合、働かずとも不自由のない生活を送ることが出来ているでしょう。

そして親が亡くなった場合でも、金持ちであれば何億円という遺産が残される場合もあります。

その遺産を相続できるかどうかは、それぞれの家庭の事情もあるので何とも言えないのですが、もし相続出来たのなら引き続き、ひきこもりニートとして生活を送ることは可能でしょう。

ツルさん

私の家庭は、決して裕福ではなかったのでいずれはひきこもりニートを脱出しなければならない日が来ると覚悟を決めていましたね…。

頼れる親族、親戚を探す

「支援者が居なくなったのなら新たな支援者を探せばいいじゃない！」ということで、頼れる親族や親戚を探してみましょう。

もし、頼れる親族・親戚が見つかったとして、一緒に住む事が出来たとしても、働かずに家にひきこもっているような人間を家に置き続けてくれるかどうかは、その親族・親戚の懐の深さ次第ではありますが…。

「家に置く事は構わないけど、働いて家計の役に立ってね。」くらいの事を言われるのは覚悟しておきましょう。

ツルさん

例え、家に置いてくれるような親族・親戚が居ても、両親とは違いかなり気を遣わないといけないでしょうから、早めに仕事を見つけるのが賢明かと思います。

仕事を見つけて働きだす

フリーターになる

今まで働いた経験がなく、ひきこもりニート生活を続けてきた人がいきなり正社員になれるかと言われたら、「そう上手くはいかない」というのが現実です。

頼れる親が居なくなってしまったので、とにかく仕事を見つけて日々の生活の為にお金を稼がないといけないので、フリーターになるのも選択肢の一つです。

バイトやパートなどの非正規社員ですので、そこまで苦労することなく採用されるでしょう。

しかし、給料や福利厚生などの面では正社員とは違い「不安定」であることは留意しておきましょう。

ツルさん

下の記事ではフリーターを続けるデメリットについて解説していますので、興味がある方はご覧ください。

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正社員になる

いきなり正社員を目指すというのも選択肢の一つです。しかし、これまで正社員経験がないひきこもりニートですと転職に苦労することは言うまでもありません。

20代なら、正社員未経験だとしても企業側は「育てればいい」として採用してくれるかもしれませんが、もし30代を越えているのであればそうはいきません。

基本的に30代を越えた人物には、企業側は「即戦力」を求める傾向にあります。なので、30代を越えてしまっている場合は「人材不足の職種」を狙わざるを得ないと言えるでしょう。

ツルさん

下の記事ではひきこもりニートはバイトをせずに、いきなり正社員を目指すべきなのかを年代別に解説していますので、興味がある方はご覧ください。

ひきこもり・ニートはバイトせず、いきなり正社員を目指すべき？【年代別に解説】 高校や大学を中退してそのままひきこもりになる人 就職活動に失敗してやる気を失くしニートになる人 このような人は世...

寮付き（住み込み）の仕事を探す

もし、一人暮らしの生活に慣れていない人や親族や親戚に頼れないという状況下であれば、「寮付き（住み込み）の仕事」を探してみるのも良いでしょう。

寮完備の仕事は特に「工場系」に多いです。

なぜ工場の求人に寮付き（住み込み）の仕事が多いの？

まず、広い敷地面積が必要な工場は必然的に都会から離れた場所にある場合が多いです。その上、工場の仕事では多くの人員を必要とする為、工場近くに寮を設置することで人員の確保に繋げようという意図があるのです。

ツルさん

工場系の求人を検索すると、大体が「通勤バス」か「寮付き（住み込み）」のどちらかの情報が載っていると思います。

これまで一人暮らしを一度もしたことが無いひきこもりニートであれば、「寮付き（住み込み）」を選択することをオススメします。

一人暮らし経験のないニートは「寮付き求人」を狙うべし！ニート生活はいつまでも続けられるものではありません。いずれは、親に頼れなくなる日はやってきます。 そこで、ニートの頭の中に浮かぶの...

生活保護の申請をしてみる

いわゆる最終手段というやつです。

しかし、誰でも生活保護を受給できるわけではありません。

例えば、「家が金持ちで親の遺産がある場合」や「身体的・精神的に健康なひきこもりニート」の場合だと、生活保護の需給は出来ない可能性が高いと考えておきましょう。

ではどのような場合だと、生活保護を受給できるのか。少し解説してみます。

転職活動をしていて一人暮らしの為の生活費を稼げない

親が居なくなり、一人暮らしをしないといけなくなったが働いていないので生活費を稼げない。そのような状況下で転職活動をしないといけないという状態。

このような場合、就職が決まるまで一時的な措置として生活保護を受給することが可能です。

親が居なくなっても、ひきこもりニート生活を続けたい、求職意欲のない人では、この一時的な措置の適用範囲外なので注意。

ツルさん

生活保護の受給条件や申請方法について詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてみてください。

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まとめ

今現在、ひきこもりニート生活を続けている方の中には「親が居なくなったらどうしよう…。」という気持ちを持っている人も居るでしょう。

もし親が居なくなった場合、又は支援してもらえなくなった場合を想定しておき、一人で生きていく為の準備を今のうちに始めておくのも良いでしょう。

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