ひきこもりニートを脱出する為、リハビリとしてアルバイトを始めてみようと思っている人
ひきこもりニートを脱出し、すぐにでも正社員になりたいと思っている人
このような方が躓いてしまいがちなのが面接での空白期間についての質問です。
この記事では面接で空白期間を聞かれた時の対応やちょっとした裏技について紹介してますので参考にしてみてください。
空白期間を聞かれた時の答え方
「就職活動をしており色々な会社の採用面接を受けましたが思うような結果には至りませんでした。正直に言うと少し落ち込みました。しかし今では気持ちを切り替えて御社で働きたいと思っておりますのでよろしくお願いします。」
最初に就職活動を行っていた事。
続いて一人の人間として落ち込んでいた事。
最後に前向きな一言を添えればOKだと考えます。
あまり長く理由について語ってしまうと採用担当者がツッコミを入れてくる可能性もあるので、堂々とサラっと答えるのが理想です。
「フリーランスとして働けないかと模索をしている期間でしたが思うような結果は出ませんでした。しかしこの4年間のフリーランスの活動を通して幾分かスキルを身に付けることが出来たのは良かった事だと思います。」
特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』『フリーランス』と呼ばれる。
出典元：Wikipedia
今の時代ですとフリーランスという働き方も浸透してきているので、採用担当者もそこまで不思議には思わないでしょう。
このような感じで採用担当者の意識を「空白期間」から「フリーランス」へ向ける事が出来るかもしれません。
私は4年という長い空白期間に小遣い稼ぎとして
CrowdWorks
をよく利用していましたので一応フリーランスを目指してたと言っても嘘にはなりませんので聞かれた時に実際に答えていましたね。
「公務員試験のために勉強をしておりましたが、思うような結果に至りませんでした。今では気持ちを切り替えて、民間企業で働くことを目標に就職活動を続けてきました。その中で、御社の仕事に興味を惹かれ求人に応募させて頂きました。」
転職エージェントや転職ブログなどで、よく紹介されている答え方です。
公務員試験のために勉強をして、公務員になれなかった場合は、空白期間が出来てしまうのが当然ですので、このように答える事で面接官に深く突っ込まれないという利点があります。
「親の介護をしておりまして仕事をする余裕がありませんでした。」
もちろん本当に介護をしている人であれば言うべきだと思います。真剣さが顔に表れていると思うので問題ないでしょう。
これは空白期間を聞かれた時の答え方として良く使われる例ですね。
しかし常套手段であるだけにこの答え方をする人が多いという事になります。
例えバイトの採用担当者と言えど
これまで何百回と面接をしてきた人なのは変わりませんので
と思われてしまう確率が高いです。
嘘で親の介護をしていると言うのはやめておきましょう。ちょっとした表情や声色で嘘を見抜かれてしまう可能性もあるので。
履歴書の志望動機欄で先手を打つ（裏技）
私の失敗体験談
面接で採用担当者を前にすると頭が真っ白になり、家であれだけ考えて・暗記して・復唱までしていた空白期間の理由を忘れてしまうことも考えられます。
一度動揺してしまうとその後はズルズルと泥沼に嵌っていくように採用担当者との会話がしどろもどろになっていきました。結果はアルバイトに受かる事は出来ませんでした。
そりゃそうです。私の場合4年間の空白期間に加えてまともに受け答えできなかったわけですから。
その失敗体験を踏まえて私が編み出した裏技を教えます。
履歴書の志望動機の欄に空白期間の理由を書いておく
これだと家でじっくり考えられますし、なにより
面接時に採用担当者が空白期間をわざわざ聞いてくる事も回避できる可能性が高いです。
私はこの4年の間に就職活動をしておりましたが、その努力が実を結ぶことはありませんでした。(なぜ空白期間が出来たのかを説明)
（どのように立ち直ったのかを説明）
改めて自分の将来のキャリアを考えたときに、貴社の〇〇を仕事にしたいと考え応募させて頂きました。（締めの言葉）
普通のアルバイトであればこのような志望動機の書き方でも問題ないかと思います。
〇〇の部分は応募先の会社が行っている仕事のことです。簡単に書きましたがここから各自でブラッシュアップしていくといいでしょう。
私はこの4年間、フリーランスとして働こうと試行錯誤の日々を過ごしてきました。しかしこれ一本では生計が成り立たず、転職活動に踏み切ることを決意しました。(なぜ空白期間が出来たのかを説明)
（実際にフリーランスを経験した上でどのようなスキルが身に付いたか、そして実績を出したかを説明）
このフリーランスで培った〇〇のスキルが十分に発揮出来る、貴社の●●への配属を志望します。（締めの言葉）
フリーランスと一口に言ってもその働き方は多岐にわたります。
ライター、ブロガー、エンジニア、デザイナー、投資家、ユーチューバー等々…。
これらを上手い事、応募する会社の職種と絡めて志望動機を書けるといいですね。
正社員を目指してる人は特定の転職エージェントを利用しない限りは職務経歴書の提出を求められます。ひきこもりニートで職務経歴書の書き方に困っている方は以下の記事を参考になさってください。
特定の転職エージェントを利用すれば書類選考をスキップして採用面接まで行くことが出来ます。
つまり職務経歴書で頭を悩ます必要はないということです。
以下の3つの転職エージェントの記事を参考にしてみてください。
言い訳せずに正直に言う
これはハードルが高いです。
もちろん正直に言う事は誠実さをアピールできると言えばできます。
しかし、空白期間の説明だけで終わってしまっては採用され辛いでしょう。
採用担当者の立場で考えれば
という印象しか与えられませんからね。
なので空白期間を正直に言った後に、やる気がありますというアピールをするべきでしょう。
例えば
「私はこの4年間定職についておりませんでした。しかしこのままではいけないと考え直し、社会復帰する為に働く事を決心しました。貴社ではこれまでふがいなかった分、全力で働かせていただきたいと思っております。」
うーん…。書いてはみましたがやはり苦しいですね。
最初に紹介したコチラを参考にした方が良いでしょう。
まとめ
色々な例を挙げてみましたが、ひきこもりニートで空白期間があるとどうしても理由を考えるのが苦しくなってきますし、採用で不利な立場になるのはしょうがないと思います。
私自身、正社員への求人に応募して何度も落とされた経験があります。
そこで空白期間の無い人と競争し合う事の厳しさを感じました。
その経験から学んだ事は「ニートにはニートの戦い方をしなければならない」です。
真っ向勝負で勝てないなら
「大きな会社ではなく小さな会社を狙う」「空白期間のもっともらしい理由を考え抜く」
など違った角度から攻めていきましょう。そうすれば正社員への道も開けてくるはずです。
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