ニートを脱出しようと決意し転職活動をしようと考えた時に、真っ先に頭を悩ませるのが「空白期間の言い訳」だと思います。
そして、面接で「空白期間」について質問されるのが苦痛という理由から転職活動へ一歩を踏み出せない人も居るでしょう。
しかし、安心してください。空白期間が1年以内であれば今すぐ動きだせば何とかなります！
この記事では
- 空白期間が1年以上になると言い訳が通用しにくい理由
- 空白期間が1年以内の場合に有効な言い訳の例を紹介！
- もし空白期間が1年以上の場合に取るべき手段を解説！
このような流れで話を進めていきたいと思いますので、しばしお付き合いください。
空白期間が1年以上になると言い訳が通用しにくい理由
ニート生活にかまけていると、あっという間に感じてしまう1年。しかし世の中では、この1年間を全力で突っ走ってる人達が居るわけです。
その中には、資格を取得して夢に一歩近づいた人や就職活動を頑張って入社し、汗水流して働き給料を貰っている人なども居ることでしょう。
そのような人達が存在している中で、1年間なにもせず形になる結果も出していないとなれば、不自然に思われて当然なのです。
空白期間が1年以内の場合に有効な言い訳の例を紹介！
転職活動に専念していた
「この期間は、自己分析や業界研究、そして転職活動に励んでいました。」
これが一番使い勝手の良い言い訳だと考えます。1年以内であれば採用側も「転職活動頑張っていたんだな」と素直に受け止めてくれる場合が多いでしょう。
リフレッシュ期間に充てていた
会社を辞めてからニートになった場合に使える言い訳です。世の中には様々な会社が存在し、ブラック会社なんて珍しくもありません。
「前の会社では労働環境が自分に合わず、この半年間はゆっくりと自分の将来を考える期間に充てていました。」
と言うのもありでしょう。
たった半年程度の空白期間であれば志望動機の方を詳しく聞いた方が良いと採用側は考えるでしょうから。
もし空白期間が1年以上の場合に取るべき手段を解説！
空白期間が1年以上ともなると最初に解説したように、面接での言い訳が難しくなります。
ここでは、1年以上の空白期間がある場合に取るべき手段やごまかせる（かもしれない）言い訳を紹介していきたいと思います。
バイトや派遣をはじめてみよう！
履歴書や職務経歴書を埋めるためにバイトや派遣などを経験するという手があります。
転職が難しくなるとされている30代まで、時間に余裕がある人向けの手段です。
履歴書とは違い、職務経歴書にはハッキリとしたテンプレがありません。ある程度、自分の自由に作成してOKなのです。
いきなり正社員を目指すことに不安がある人であれば、リハビリとしてアルバイトや派遣を経験するのも良いでしょう。
ひきこもり支援事業を利用してみよう！
1年以上の空白期間があり、ひきこもり気味なニートであれば、ひきこもり支援事業に頼ってみることをオススメします。
例えば、厚生労働省が運営する「サポステ」は全国各地に施設が存在しています。そこでは、ひきこもりの自立をサポートしてくれます。（職場体験やコミュニケーション講座など）
ひきこもりニートがいきなり正社員として働きだしても、途中で心が折れる可能性は高いです。その為、サポステを利用してしっかりと前準備をすると良いでしょう。
「公務員試験の勉強をしていた」と言う
これは空白期間を言い訳するときのテンプレです。しかし、テンプレなだけに何百回と面接を経験している採用担当者には見抜かれる可能性もなくはないです。
注意しておきたいのは、公務員試験には年齢制限があることです。
各地方自治体によりバラつきはありますが受験資格は基本的には30歳前後なので、既に30代の人は嘘がバレないように気を付けましょう。
「親の介護をしていた」と言う
実際に親の介護をしていないのであれば、道徳的に使いたくない言い訳ですね。
しかし、他に何も言い訳を思いつかない場合やバイトなどをせず早く正社員として働きだしたいという場合など、なりふり構っていられないのであれば、この言い訳を使うと良いでしょう。
実際、親の介護をするのは大変です。なので、この言い訳を使う際には「真剣味のある顔」が重要になります。
感情がこもっていない態度を少しでも出してしまうと、ベテランの採用担当者にはすぐに見抜かれてしまいますので。
「フリーランスを目指し活動していた」と言う
特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』『フリーランス』と呼ばれる。
出典元：wikipedia
今の時代、自宅を事務所としてフリーランサーで生活をしている人は珍しくありません。昔とは違い、自由な働き方が世間的にも認知されてきています。採用担当者もそこまで不思議に思わないでしょう。
これは私自身の経験談ですが、ひきこもりニート時代は小遣い稼ぎとしてCrowdWorks（クラウドワークス）
を利用していました。
なので、実際に面接でも「フリーランサーを目指して活動していました。」と言ったことがあります。その時の採用担当者は特に質問責めをしてくることもなかったです。
「精神的に病んでいた」と正直に言う
実際に精神的に病んでいたというひきこもりニートの方は居るでしょう。
それを素直に言うわけですが、2つポイントがあります。
- 何が原因で精神的に病んでいたのかを説明
- 現在は立ち直っていることをアピール
取り繕った言い訳ではなく、率直に自分の気持ちをぶつけることで採用担当者の心を揺さぶれるかもしれません。
もし、嘘を付くのが苦手（顔に出てしまう）という性格の人は、このように正直に話すというのも手段の一つだと考えておきましょう。きっとその真剣味は伝わるはずですので。
まとめ
自分の空白期間と真正面から対峙するのはニートにとっては辛いことです。
しかし、それを乗り越えるのが最初の第一歩なのも事実。
採用面接で空白期間について質問されるかどうかは分かりませんが、聞かれた時の為の言い訳を用意しておくことは決して無駄にはなりません。
この記事が、これからニートを脱出しようと思っている方のヒントになれば幸いです。
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