若者の離職率の高さがニュースになっていたりしますが、ひきこもりニートの離職率の高さについてはあまり触れられていません。
昨今の日本では、ひきこもりニートの多さが社会的な問題となっています。
こんな時代だからこそ、ひきこもりニートの離職率が高い理由を紐解いて、一時的な社会復帰に留まらず、定着して働いてもらうことが必要だと思うのです。
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理由① 挫けやすい・心が折れやすい
人それぞれ、ひきこもりニートになる過程は違いますが、何か失敗を経験して挫けてしまい、ひきこもりニートになったという人は多いのではないでしょうか?
成功体験が少ない故に、自己肯定感が希薄で、会社での些細な失敗を引きずりやすく、気持ちの切り替えが上手くいかない傾向にある人が多いのです。
例えば、職場で何か失敗したとします。
一般的な傾向としては、「失敗を反省して、次に失敗をしないように対策を自分の中で生み出す」というようにポジティブな思考になれる人が多いと思います。
しかし、成功体験が少ないひきこもりニートの場合は、反省するところで立ち止まってしまう人が多いのです。対策を生み出すというポジティブな考えには辿りつかず、職場で迷惑をかけてしまった自分を嫌悪し、心が挫けてしまうといった感じに…。
その結果、会社から逃げて、ひきこもりニートへ逆戻りというパターンに陥るのです。
理由② 体力がない
長期間ひきこもりニートとして過ごしていると、外出することも滅多に無いので必然的に体力が落ちていきます。
体力が無い状態で入社してしまうと、業務についていけずに周りの人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
そうなった時に、心が折れてしまい退職、もしくはバックレてしまうのです。
入社直後というのは、覚える事も多く精神的にも疲労する場面があるでしょう。
それなのに、体力も無かったら完全に思考が停止してしまい「この会社ではやっていけない」と絶望感を感じて逃げてしまいかねません。
そういう意味でも、体力というものは基本として必要なものだと言えますね。
理由③ 職場での人間関係を上手く築けない
コミュニケーション障害や社交不安障害などが原因で、ひきこもりニートになった人ですと、入社出来たとしても職場での人間関係が上手く築けず、結果孤立してしまう可能性が考えられます。
この時に、「孤立しても全然気にしないよ!!」と思えることが出来れば良いのですが、「孤立してる自分が恥ずかしい」「周りが自分の噂話をしてる気がする」などのように感じてしまうと、会社に行くのが怖くなってしまい、結果逃げ出してしまうことになりかねません。

定着して働き続ける為に出来る事とは?
これまで「ひきこもりニートの離職率が高い理由」を紹介してきました。
そして、次に紹介するのは「離職せず定着して働き続ける為に出来る事」についてです。
これらを実行に移せば、定着して働けることが可能かもしれませんので、是非参考にしてみてください。
リハビリとしてアルバイトを経験しておく

空白期間が長いひきこもりニートが、いきなり正社員としてフルタイム働き続けるのって正直キツイです。というより、アルバイトですらキツイと感じてしまうでしょう。
ブランクが長ければ長い程、それだけ完全復帰までに時間が掛かると考えておいた方がいいです。よくニートの社会復帰に関する記事で「空白期間が長くならないように行動すべし」みたいに言われていますが、本当にその通りだと思いますね。
ひきこもりニートで空白期間がある場合、そう簡単には正社員になることは出来ないです。その為、就職活動が長期化してしまい、空白期間が長くなってしまう可能性が高いです。
そうなってしまっては社会復帰がさらに遠くなってしまうので、まずはリハビリとしてアルバイトを経験するのも手段の一つだと考えておくと良いでしょう。
アルバイトも立派な職歴です。もし、自分が進むべき方向性が定まっているのであれば、それに関わるアルバイトを選択すると、より有意義な経験になることでしょう。

体力をつけよう

体力は付けておくに越したことはありません。
ひきこもりがちな生活を続けている人は、自然と体力も筋力も落ちていきます。そのような状態のまま、入社してフルタイムで働くというのは、かなりキツイと感じるはずです。
そうでなくても入社直後というのは、覚える事が山積みで精神的にも疲労が溜まってしまいます。その上、体力も無いとなると挫折しかねませんよね。
なので、定着して働き続ける為にも、まずは「体力づくり」をするのは必要不可欠だと考えます。
外出することに慣れる事と体力を付ける事を同時に解決してくれるので、ひきこもりがちだなと感じたら、まずは散歩をしてみてはどうでしょうか?

積極的にコミュニケーションをとろう

「働きやすい職場が良いな~。」と、誰しも思いますよね?
しかし、これは自分から何も行動を起こさなければ、決して実現しないことだと断言します。
職場に居る同僚や上司と積極的なコミュニケーションを図り、良好な関係を築く事こそが「自分にとって働きやすい職場」を実現するための近道なのです。
しかし、職場で連携を取り合うような仕事である場合は、最低限のコミュニケーションはとっておくべきだと思いますよ。
精神科に相談してみる

いつも「人とのコミュニケーションが上手くいかないなー。」と思ってはいませんか?
それは、もしかしたら、ただのコミュ障ではなく発達障害の可能性も考えられます。
このような場合は、自分の中だけで腐らせておいては一向に前へは進めません。例え、入社できたとしても職場でのコミュニケーションが上手くいかずに退職して、ひきこもりニートへ逆戻りなんてこともあるかもしれませんから。
まずは、精神科に行き、ちゃんとした診断を受けることから始めてみましょう。
そこで、何らかの精神障害がある事が分かれば治療していく方向で動いていけば良いですし、異常がないのであれば、コミュニケーションの努力をするように心掛ければ良いのです。

転職エージェントを利用し、入社後フォローをしてもらおう
特に、就職活動経験が無い人や職歴に自信が無い人には利用を強くオススメします!
ハローワークなどの公的な機関では出来ない、手厚いサポートを受ける事が出来るのが魅力ですね。
転職のサポートを受けられるのはもちろん、入社後のフォローをしてくれるのが一般的なので、定着して働き続ける為にも是非利用してみると良いでしょう。

まとめ
「ひきこもりニートの離職率が高い理由」と「定着して働き続ける為に出来る事」について紹介させていただきました。
これから働きだそうと思われているひきこもりニートの方は離職率が高い理由を把握しておき、これからの転職活動に活かすのもいいでしょう。
退職を繰り返しがちな人は定着する為に出来る事を参考にしてみてくださいね。
この記事が、何かの参考になれば幸いです。
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